痛風治療は、尿酸の代謝を適切に治す事が目標です。これにより、尿酸値が適正になれば、発作を繰り返さないようになり、また、合併症も起きないようになります。目標があれば、治療が進んでいるかどうかの目安にもなります。まず、血清尿酸値は「薬を使っていない場合は正常範囲内(7.0mg/dL以下)」「薬を使っている場合は血清尿酸値6.0mg/dL以下」になれば正常です。これを目標に治療しましょう。さらに「腎障害が進まない」「尿路結石が起きない」「関節炎が起きない」「糖尿病・高血圧症・高脂血症などの生活習慣病や肥満がない」といったことを達成させましょう。治療は、痛風の初期段階から始める方が当然簡単です。痛風が慢性期に入ってしまうと、さまざまな合併症を引き起こすため、治療が難しくなります。治療は、症状が軽いのであれば、日常生活に大きな制限がありません。生活治療法だけですみます。生活治療法とは「飲みすぎない」「食べ過ぎない」「高プリン体食品を減らす」といったことです。これだけで、血清尿酸値をコントロールすることができます。しかし、生活治療法だけでは、血清尿酸値がコントロール出来ないようであれば、尿酸降下薬を使います。
